崎戸炭坑跡(美崎アパート)
撮影機材:Nikon FM2 with 50mm 1:1.8 / T-MAX400
このアパートと滑り台は現存するが、この風景は現存しない。恐らく、次にお目にかかるときは取り壊されるときだろうと思う。どういうことかと言うと、この滑り台をすっぽりと覆い尽くすほどの森が出来上がっているのである。いや、樹木ではないから森とは呼ばないのかもしれないが、人の入ることが不可能となった場所ということで、森と記載しておく。
この滑り台の写真を持っている人はほとんどいないはずである。現役を退いた後に限定するとだが。そういう意味で、ボクにとっては非常に貴重なフィルムである。モノクロネガでも、カラーポジでも撮影した。これをデジカメでなくフィルムに収めることができたことは幸運に他ならない。ありがとう、バトルロワイヤル。