SMCリセット
- ディスプレイのバックライトが突然消える
- 一旦スリープさせ、解除するとバックライトが点灯するが
- 点灯したまま(正常)に復帰する場合がある
- 数秒間点灯するが、すぐに消える場合がある
おおよそ、こんな感じです。早速、Appleのサポートに問い合わせてみたところ、「SMCのリセットをして改善するかどうかを試してみて欲しい、それでダメな場合は有償修理(¥45,150)になる」との回答を頂きました。
SMCリセット
SMCとは?
System Management Controllerの略で、インテルベースのMacにおいて、バッテリーの管理や電源ボタンの制御、スリープ制御、熱管理、バックライト管理等を行っている部分です。
SMCをリセットする
MacBookの場合は、次の手順でリセットすることができます。
- Macを終了する
- ACアダプタを抜く
- バッテリーを取り外す
- この状態で、電源ボタンを5秒以上長押しする
リセット後は、バッテリーとACアダプタを取り付け、通常通り起動させます。
SMCリセット後の状態は?
やはり、バックライトが消えてしまい、復帰しない状態が続いていますが、若干、この問題が発生する頻度が下がりました。
応急処置として行ったこと
省エネルギー設定を変える
どうやら、この問題は「省エネルギー」設定との兼ね合いで発生しているようです。MacBookは、キーボードやマウス等の操作がしばらく行われていない場合は、バックライトの明るさ(照度)を落としたり、液晶表示をオフにしたりし、消費電力を抑えるようになっています。この省エネルギーの第一段階として、1分ほど作業を中断した場合はバックライトが若干暗くなるのですが、この制御がうまく働かず、完全に消灯してしまうようです。
従って、「システム環境設定」内の「省エネルギー」設定において、「ディスプレイがスリープするまでのコンピュータの待機時間」を「しない」にしてみました。
これによって、作業を数分中断した場合にもバックライトは常時最大照度に保たれ、問題が発生しなくなりました。騙し騙し使っている状態ですが、修理もしくは買い替え(2008年1月製造なので、2年半使っていることになりますし、そろそろかもしれません…)までの延命処置として、しばらくはこれでいってみようと思います。
Discussion
- 投稿する前に「Discussionのガイドライン」をご一読くださいませ。