マイクロフォーサーズマウントで 25mm の大口径レンズを出すとは、いやいや、ド真ん中にストレートを投げ込んだものです。恐れ入ります。35mm 換算で 50mm F1.9 程度 1) ということになるので、騒ぐ程もない標準的なレンズとも言えますが、これまでは「騒ぐ程でもない標準的なレンズ」すら存在しなかったわけで、そういう意味では騒いでも良さそうですね(笑)
最短撮影距離が 0.17m というところが素敵です。最大撮影倍率が 1:3.9 なので、マクロとは言えないものの、マクロ並みに寄れるところが凄いです。使い方によっては、十分マクロチックな雰囲気をつくりあげることができそうです。被写体にぐーんと寄ってボカして撮れるんですね。
できればファインダーでのぞいてみたい…。そうも思いますが、いずれにせよ、写真を撮ることの楽しさを味わうことのできる貴重なレンズが今日においても生産されていることを喜ばしく思います。