こちらのサイトを参考にさせて頂き、joomlaとDokuWikiとの認証をブリッジさせました。joomlaでアカウントを取得すると、同じアカウントでDokuWikiにログインできるようになりました。
いろいろ考えましたが、joomlaのラッパー機能を使って、インラインフレーム内にDokuWikiの内容を表示させる方法が最も簡単だという結論にたどり着きました。joomla側に表示しているDokuWikiの内容は、実は、Studio-ARZそのものです。テンプレートを切り替え、サイドメニューやフッターのタグクラウド等を省き、本文だけを表示させるようにしています。DokuWikiって、つくづく凄いですね。カスタマイズのポテンシャルは群を抜いています。
非常に単純なトリックを使って、記事ごとにCSSを切り替えることができるようにしました。段組みレイアウトや文字の装飾などに威力を発揮します。
<?php // CSS組み替えのためのカスタマイズ $custom_css_url = $this->baseurl.'/customcss'. str_replace('.html', '.css', $_SERVER['REQUEST_URI']); ?>
<link rel="stylesheet" href="<?=$custom_css_url; ?>" type="text/css" />
これだけです。原始的な方法ですが、記事ごとにCSSを選択できるようにしておくと、メンテナンス性に威力を発揮します。
記事内にPHPを入れ、動的に処理させたい場合はJumiを導入するのが最も簡単なようです。外部のPHPファイルをインクルードする方法と、モジュールにPHPコードを記述しておいて使う方法の2通りの使い方があるようです。ボクは、とりあえず、外部ファイルをインクルードさせました。Jumiを使うと、異なる記事間で同じデータを使い回しできるようになりますし、前述のCSS切り替えと組み合わせると、同じデータを違うレイアウトで出力できるようになりますので、はっきり言ってむちゃくちゃ使えます!
DokuWikiが使え、CSSが切り替えられ、PHPが使えるようになったjoomla。とりあえず、ボク流のサイト構築には必須であるポイントは押さえることができました。
せっかくなので、インラインフレームではなくJumiでDokuWikiを表示できるようにしてみたいです。そして、携帯電話への対応…。これ、いつも頭を悩ませます…。