去年、「にぎやかな天地」という小説を読みました。宮本輝の長編小説です。日本の伝統的な発酵文化を中軸に、愛や命の神秘を綴ったもので、とても興味深く読んだのですが、それ以来、発酵に興味を持ってしまっています。
昔は、どの家庭でも味噌は手作りだったそうですね。ちょうど今くらいの季節に仕込み、夏過ぎごろに完成するそうです。無性にチャレンジしたくなってきました。いったい、どんな味噌ができるんでしょうか? スーパーで売っているものよりもウマくできるのでしょうか? というよりも、ボクがつくってもちゃんと味噌になるのでしょうか??
みそ汁1杯分の味噌の量は30グラム。これを、毎日2杯ずつ飲むとして、1日分の味噌消費量は60グラム。みそ汁を飲む日が年間200日あるとすると、年間で12キログラムの味噌を消費することになります。うはw けっこうな量ですね!!
このページを見ると、米麹3kg、大豆3kg、粗塩1.2kgで、11kgの味噌ができるそうですので、これをもとにつくってみようと思います(はじめてなので、塩は多めの1.5kg入れてみます)。大豆と粗塩はすぐにでも手に入りそうなので、問題は米麹と大豆3kgを煮ることができる大鍋(大豆は水を吸って倍以上にふくれあがるらしい!!)の入手ですね。ちと調べてみます。