こういう状態らしいです。AとC、もしくはBとCから電源をとれば100Vとなり、AとBから電源をとれば200Vとなるらしいです。なるほど、よくできていますね! オーディオ関連でいうバランス型の配線に似ていますね。Aがホット、Bがコールド、Cがグランドってことですよね。
ちなみに、AとBは黒と赤、Cが白、アースは緑色のコードを必ず使うようになっているそうです。確かに、洗濯機や電子レンジのアース線は全て緑色をしていますね!! よく考えられているものです。
では、せっかくですので、試しに200Vの3極コンセント(エアコンに使用していたもので、先日、エアコンを取り外した業者さんが「これは200Vで3つ目の穴はアースです」と言っていました)の配線を見てみましょう。
200Vでアース付きということは、黒と赤と緑の3本が使われているはずです!!
あれ? 黒と白? アース結線してないよ?? これでイイの??? ひょっとして、取り付けした時の業者さん手抜き工事した???
うん、理解はできますけど想像できません。サインカーブのグラフは書けます。ですけど、各電線の対アース電圧は何ボルトで、どうやって3本から2本に落として200ボルトにするのでしょう? そもそも、こうすることで何のメリットがあるのでしょう? ん〜〜、難しい…。
単相3線は、通常のコンセントにつながっているそうです。三相3線はコンセントにはつながっておらず、配電盤から直接、電気機器に配線されているそうです。ウチの場合、古いタイプのエアコンの室外機がコレにあたるそうです。以前は3台の室外機がありましたが、古くなって入れ替えた結果、三相3線を使っているものは1台のみとなっているようです。無駄がありますね。
単相3線(電灯)に比べ、三相3線(動力)の方が安いそうです。業務用の機器で、長時間ずっと稼働させっ放しにするようなものは三相3線を使うらしいです。そういうわけで、エアコンや冷蔵庫など常時電源が入っている機器は、三相3線で送電できる方が電気代が安くなるということになりますね。
ところで、三相3線の配電盤から100ボルトの電圧を取れれば電気代が安くなるってことですかね(法律や契約違反とかの問題は考えないとしての話)? 減圧はそんなに難しい技術ではないでしょうし、ある程度ずっと点灯させっぱなしになる照明関係も三相3線を使えれば安いってことになるんですよね? または、三相3線200ボルト用の照明機器があるということなのでしょうか?
うぅ、また新たな沼にハマってしまいました。知れば知るほどドツボに陥るような気がします。知らぬが仏なのかもしれませんね…。