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OLYMPUS PEN E-P1

[ Category : OLYMPUS PEN E-P1 ] 2010年01月02日 00:45
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 10数年使い続けたCANON EOSシステムを捨て、マイクロフォーサーズに乗り換えました。EOSは良いシステムですが、なにせゴツすぎて本気モードで撮影する以外には使えない代物で、10Dに縦位置グリップを付け街撮りなんてしてたらものすごく警戒される世の中ですw(…って、こんな写真ばっかりだったりするので10Dでも全然OKかも??)

 もう少しライトに使えるデジカメで、でも、ちゃんとカメラを知った身でも使えそうなモノ…。そういう観点でカメラ選びをすると、実は、なかなか見つからないんですよね…。

やっとこさ網にひっかかったのが、このOLYMPUS PEN E-P1だったというわけです

ちなみに、ボクがカメラに求める機能とは…

1. ちゃんと写る

 人物ばかりを撮影しているとなかなか気づきにくいですが、レンズにはそれぞれ癖がありまして、歪みというものがどうしても生じてしまいます。建物など、直線であるものを撮影すれば一発で判るんですが、直線が歪んで写るカメラが実は意外と多いんです。ボクは建物を撮影することがけっこう多いので、歪みが最小限に抑えられているレンズを必ず選ぶようにしています。

2. レリーズボタンを押した瞬間にシャッターが切れる

 これ、すごく大事なんですが、安いものはレリーズボタンを押してコンマ数秒〜1秒ほど遅れてシャッターが切られるものがありますよね。これは、どんなにデザインが良くて、写りも良くて、機能が充実していても絶対に買うことのないカメラです。常にシャッターチャンスを逃すのが目に見えていますので絶対に買いませんw

3. マニュアル撮影できる

 カメラ用語でマニュアルと言うと、「マニュアルフォーカス」と「マニュアル撮影」の2通りがあり、前者は「ピント合わせを手動で行う」、後者は「絞りとシャッタースピードを手動で調整する」という意味です。マニュアルフォーカス可能であれば尚良いのですが、その機能は我慢したとしても「マニュアル撮影」だけは必須です。特に、写真の雰囲気を決める重要なファクターである「絞り」だけは、常に自分で決定したいものです。

4. 明るく満足いく単焦点レンズが使える

 世の中、「ズームレンズ」が主流であり、やれ10倍ズームだとか何とか言われていますが、ボクはズームレンズ嫌いなんですw それは、いちど単焦点レンズを使ってみたら判ります。むちゃくちゃ写りがいいんですよ!! 単焦点レンズは、前述の「歪み」がほとんどないのに加え、明るいレンズである場合が多いんです。明るいレンズだと大きなボケ(ピンボケではなく、背景をわざとボカす撮影技法)を取り入れた写真が撮れます。レンズの明るさは、「F2.8」とか「1:2.8」といった数値で表されていて、数値が小さい方が明るいレンズです。焦点距離50mmの標準レンズで言うと、F1.2は非常に明るく高価なレンズで(そして撮影が難しい)、F1.8がボクの財布の限界。F2.8は悩みつつパス、F3.5には目も向けません。今回、E-P1とセットで購入したパンケーキレンズは焦点距離17mmですが、36mmフィルムカメラ換算で焦点距離35mm前後ということになりますので、「35mm F2.8の単焦点レンズ」と言えば数値だけで判断すると中級程度の実力は兼ね備えたレンズであると言えるでしょう(広角レンズでF2.8は明るい方であり、F1.8はかなりの高額、F1.2は存在するかな?)。

 そして、何と言ってもE-P1の醍醐味は「他のメーカー製のレンズ」や「古いクラシックカメラ用のレンズ」も使えてしまう点にあります。手持ちのニッコールレンズFDレンズも、そして、30年40年前のレンズでもデジタル写真を撮れるって、ステキすぎですよね!

さてさて、E-P1で、新たに禁断の扉を開けることになりそうです

ええ、どうせマニアックな中古レンズを物色しては、自己満足の世界に陶酔するんですハイw

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